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【施設見学記】七つの海

掲載日:2022年07月13日

ボランティア募集中の施設さんを訪問する「見学記」。今回ご紹介するのは、

就労継続支援B型事業所 「個性の作業所 七つの海」です。

JR・地下鉄新長田駅から徒歩4~5分のところにあります。

扉を開けると右に事務所、左に作業場。作業場では障がいをお持ちの方が刺繍を主とした手芸製品と点字図書をつくっています。

全体の様子

職員4名に利用者の方は10名ほど。訪れた日はボランティアの方が1名いらっしゃいました。

利用者は女性が多く、和気あいあいとした雰囲気。訪れたときと帰り際には、みなさん揃って明るくあいさつしてくださいました。気持ちよかったです。

作業を紹介します。

作業場
刺繍されたトートバッグ。販売中
刺繍作業中の利用者の方

手芸ボランティア

まずは手芸製品。
利用者の方が布生地に刺繍をしていました。
個人の作家さんから「なかなかレベルが高い」と評価をいただいています、と施設長の永井さんはおっしゃっていました。

つくった商品の販路は、七つの海での販売と、イベントでの販売の2本立てということですが、現在はコロナで多くのイベントが中止となり、販路が少なくなって困っているとのことでした。

ボランティアの作業

ボランティアの方の作業も見せてもらいました。
裁断後の布地にアイロンで折り目をつけていました。
こういった刺繍に至る前の準備作業や、1人で作業をするのが苦手な人の横にすわって話し相手になりながら作業の調子を整えるなど、手伝ってもらいたいことはたくさんあるとスタッフの方。

製品の最後の仕上げは職員がしていますが、仕上げもボランティアの方に手伝ってもらえるとありがたいということでした。

アイロンで生地に折り目をつけるボランティア

ボランティアの作業の一例(台紙を貼って仕上げます)

刺繍カードの表面
刺繡カードの裏面
裏面に台紙を貼って仕上げます

音読ボランティア

刺繍以外にもう1つ、点字図書をつくるために本を音読するボランティアも募集しています。

利用者の方が、毎週月曜日の午後に専門の先生に入ってもらって点字タイプ器で点字図書をつくります。週に1回だけだと点字タイプの腕がなまってしまうので、利用者はほかの日も点字タイプの練習をしています。そのお手伝いをボランティアの方にして欲しいとのことでした。
ボランティアの方には音読をしてもらい、利用者はそれを聞いて点字タイプするという訳です。

点字タイプを打つ利用者の方
ボランティアは本の音読をします

ボランティア募集の詳しい内容は、こちらをご覧ください!

就労継続支援B型事業所
個性の作業所 七つの海
https://nagatavc.wixsite.com/7-tsu-no-umi
〒653-0841 長田区松野通1-5-22 片岡ビル3階
(JR新長田駅、地下鉄新長田駅 徒歩5分)

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